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漫画におけるテーマとは?詳しく解説&考察まとめ!

2017/11/07

こんにちわ!

当ブログ管理人のアキラです。

私は数年前までガチでプロの漫画家を目指していました。(今現在は趣味でイラストや漫画を描く程度です)

私がプロの漫画家を目指し始めた頃はなかなかストーリーが思いつかずに苦労しました。

なかでもテーマの決め方に苦労しましたね。

今回は昔の私のようにテーマについて四苦八苦している人向けに「漫画におけるテーマ」を解説したいと思います。

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テーマの概要

漫画におけるテーマというのは、その漫画のストーリーにおいていったいなにを描きたいのか?という事がテーマとなります。

恋愛を描きたいのか、家族愛を描きたいのか、友情を描きたいのか、といったことですね。

実例で紹介しましょう。

週刊少年ジャンプには3大テーマがありますよね。「友情」「努力」「勝利」といったものです。

最近の作品では、このテーマを扱わないジャンプ作品が多くなっていますが、ひと昔のジャンプではよく扱われたテーマです。

ドラゴンボールは、「友情」で仲間とつながり合い、つながり合った仲間と「努力」で強くなり、「勝利」するといった流れをストーリーにテーマを組み込んでいます。

ドラゴンボールのフリーザ編やセル編などを見返すと、基本的には上記のような流れでストーリーが展開されていることがわかります。

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なぜ漫画のストーリーに必要なのか

テーマは漫画に限らず、映画や小説などストーリーが存在するものには必ずついてきます。

テーマが存在せず、キャラや世界観設定しかないストーリーだと、なにが言いたい話なのかよくわからなくなります。

テーマを決めないと話の終わり方もスッキリしないものになりがちです。

例えばドラゴンボールが「友情」も「努力」も「勝利」といったテーマがない、ただ現れる敵をぼこぼこにするようなストーリーだとしたら、そのストーリーは面白いでしょうか。

「友情」を描く必要ないのですから、主人公と一緒に修行するようなキャラも必要ないですし、どうしても勝てない敵に努力して勝つという展開もありません。「勝利」も必要ないなら、敵に勝つシーンなんてのもはぶいてもいいかもしれません。

なんの漫画かよくわからなくなりますね(笑)

仮にドラゴンボールが「恋愛」をテーマにした漫画ならストーリー展開はまったく違ってきます。

出てくるキャラは一切変わりません。しかし「恋愛」をテーマにしている以上、悟空やチチ、ベジータやブルマと言った夫婦やカップルの登場頻度は増えるでしょう。

「設定」と「テーマ」の違い

ストーリーを練ったことがない初心者の中には、テーマを一切考えずに設定ばかりを考える人がいます。

テーマを先に考えるのが先か、設定を先に考えるのが先か、といったことは正直どっちでもいいのですが、設定だけしかない漫画は意味不明になりがちです。

「設定」というのは例えるなら道具です。「テーマ」はその道具をどのように扱うのか?という使い方と例えられるでしょう。

例えば桃太郎を元ネタにした漫画を描くとします。桃太郎はなぜ桃から生まれるのかとか、鬼はなぜ悪さをするのか、といったようなことは「設定」です。漫画に登場する世界を色付けするような道具です。

例えば桃太郎を「正義は勝ち、悪は滅ぶ」というテーマで描くならバトル物になるでしょうし、「異種族間の友情」というテーマに重きを置くのならば桃太郎や犬や猿、キジといった従者や鬼との間に友情は結ばれるのか?といったストーリー内容になるでしょう。

桃太郎や鬼、犬やサルといった従者、古代の日本と言った世界観をどう調理するのか?というのが「テーマ」なのです。

テーマがいくつもあると意味不明になる

漫画におけるテーマはいくつも存在すると、意味不明な話になります。

ストーリーの長さが長ければ長いほど、テーマは複数あっても問題ない場合がありますが、ストーリーの長さが短ければテーマは少ない方がいいです。

たとえば1話読み切りの漫画だった場合、恋愛も友情も勝利もやりたい!ということになると、1話で全てスッキリ完結させなければいけません。

しかし1話内でそれらのテーマを完結させるのは無謀と言っていいでしょう。ページ数が限られているのですから、複数のテーマを描き切れずに中途半端なストーリーだと思われてしまうからです。

テーマについて理解を深めるには

ストーリーを真面目に考えたことがない人にとっては、テーマを考えるという事が非常に難しいです。

「テーマを考える」という作業をやりやすくするには、多くの映画やドラマ、漫画を分析することです。

「この話のテーマはなんだろうか」というように分析するのです。プロの漫画家は大体みんなやっていることです。

面白い話を書きたいなら、避けては通れません。

そしてあとはどんどん作品を完成させていくことです。身も蓋もない話にはなりますが、結局自分であれこれやって体験していかなければ身につかないのです。

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